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仕掛け・釣り方詳細



【KUSAYAテンヤ】

会員のわさびさん自作のテンヤです。南房・洲崎のエビタイ仕立て船「六平丸」で使われているテンヤを忠実に再現しました。
内房・竹岡や横須賀・鴨居のテンヤに比べてハリが大きく、より大きなエビを付けることができますので、大物が期待できます。またテンヤオモリが大きく、エビの回転を防ぐほか、底立ちも取れるようになっています。
マダイはもちろんのこと、カンパチ、ヒラメ、ハタ、マゴチ、アマダイなど、およそエビをエサとするサカナのほとんどが対象魚となります。
島周りでコマセが使えないとお嘆きのあなた、ぜひお試しください。
このテンヤにぴったりのエビはこちらで購入できます。「冷凍」の「ちびちゃん」(40〜50尾/500g)をお買い求めください。ほかで購入される場合は、「1kgあたり100匹(1匹10g)」サイズが最適です。サイマキ(クルマエビ)がベストですが、甘エビも使えます。
(わさびさんのコメント)
※2005年は、5.8kgのマダイ、2.7kgのカンパチ、2.6kgメダイ、3kgメジ(ただしスレ)などが釣れた実績があります(すべて大島)。あと2回、巨大ザメらしきものを掛けてテンヤが崩壊してバラしました。
※このテンヤは主にマダイを想定したものですので、大ヒラマサや、巨大ザメなどが掛かると、たぶんテンヤは崩壊します。テンヤに使用しているハリスは8号ですが、実釣で使うハリスは6号程度を目安としてください。

【使用上の注意】(わさびさんより)

※エビを縛り付けるための糸(ハリス用の1.5号、30cm程度)は各自でご用意ください(エビのつけ方は★こちら(リンク)★をご参照ください)。
※ハリ先は各自で研いでください。ただあまり鋭角に研ぐと、ハリ先がマダイのアゴの骨に負けてめくれ、逆に刺さりません。出刃包丁と同じで、多少鈍角気味に研ぐのがコツです。
※サカナが釣れた時、オモリ部分を持つと、オモリが外れてしまいます。まあ、それでなくても大きなマダイが1匹釣れれば、たいていはオモリがグラグラしてきます。そのような時は金槌で打ち直してください。
※ハリスは消耗品です。適宜、オモリを外して結び直してください。結び方は、★こちら(リンク)★をご参照ください。
※オモリの打ち直しを何度か繰り返すと、オモリのアタマが薄くなって、ハリの軸が浮いてきます。そうなったらオモリを新品のものに取り替えてください(オモリのみの販売も現在検討中です)。
※使っている親バリ、孫バリ、オモリの金型図面など、詳細仕様は★こちら(リンク)★にありますので、本格的にテンヤ釣りをしたい方は、ぜひ、各自で制作してください。


【KUSAYAテンヤに関するお願い】

※KUSAYAテンヤは一個人が趣味で制作しているものです。数に限りがございますので、ハリやオモリはできる限り再利用し、オモリの打ち直しやハリスの交換などは、極力各自でやっていただきますようお願いします。
※特に親バリは、兵庫の熟練した手打ちバリ職人が、1本1本心を込めて打った貴重品です。また老人なのでいつ作れなくなってもおかしくありません(以上、はり秀談)。根掛かりやハリス切れ、テンヤ崩壊でなくす以外は、一生使えるくらいのモノですので、大切に使ってください。
※何回かマダイを釣ったオモリにはたいていマダイの歯型が付いています。記念に取っておくことをオススメします。もし捨てるなら、ナマリがもったいないのでわさびにください。

【KUSAYAテンヤ詳細仕様】

・親バリ
はり秀 房総タイ手打 10号

・孫バリ(モノによって違います)
小鯛撞木14号、小磯14号など(がまかつ、土肥富)

・ハリス
フロロカーボン8号(呉羽シーガー、DUEL船ハリスなど)

※結節部に適宜アロンアルファを使用しています。
普段、自分が使うテンヤにはアロンは使用していませんが、こちらのテンヤは万一に備えてアロンで固めてあります。多少見栄えが悪いのと、ハリス交換時などに除去するのが面倒になりますが、どうかご了承ください。

・テンヤオモリ金型図面★リンク★


【テンヤの結び方】

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ハリス8号を40〜50cm切り取る(ハリの結び方によって長さが異なる)。それを折り返して二重にし、端を揃えたほうに、ハリスを二重にしたまま、孫バリを結ぶ。
  親バリの軸に孫バリの二重ハリスを沿わせ、補修糸を巻いて固定していく。

  チモトまで巻いたら、折り返す。

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折り返して残り20回くらいの地点で、補修糸の端の処理(最後に補修糸の端っこを巻き付けの中に引き込む)ために、輪にした細いハリスを巻き込む。左手上に大きく見える輪っかがそれ。

  端まで巻いたら、引き込み用の細いハリスの輪に補修糸の末端を通し、細いハリスの反対側を一気に引き抜く。親バリの軸中央部分に見える小さな輪っかが見えるだろうか。引っ張って小さくなったところ。さらに引っ張ることで補修糸の終端を巻き付けの内側に引き込む。

  親バリの軸をしっかり持ち、と孫バリを強く引っ張ると、ハリスの固定位置をずらすことができる。孫バリ、もしくは反対側のチモトの輪を引っ張ることで、孫バリのハリスの長さを調整する。

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そうしたら、次にテンヤオモリをチモトに固定する。
  オモリが固定できたら、孫バリのハリスを、親バリの軸にひとえ結びする。さらにもう一度、ひとえ結びする。
  そしたらよく引っ張って完成。気になる人は、孫バリのチモト、および親バリの軸に孫バリのハリスをひとえ結び×2回したところに、アロンアルファを垂らして固定。


【エビのつけ方】

060205ebi0.jpg(以下、番号のみ)
孫バリのハリスを親バリの軸に結んだところに、エビを縛り付けるための糸(ハリス用の1.5号、30cm程度)を結ぶ(以下、便宜上この糸をエビ糸と呼ぶ)。

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孫バリからエビに刺す。エビの尻尾寄りの腹側に、写真のような向きで刺す。

  孫バリをぐるっと刺し抜くと、写真のような向きになる。

  次に親バリを刺す前に、エビのアタマがテンヤオモリに乗るくらいの位置の見当を付ける。

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だいたいの刺し位置が決まったら、エビの腹から背に向けて、親バリを刺し抜く。

  しっかり刺し抜き、エビの胴体が親バリのフトコロまできたら、エビの向きを調整する。

  エビのアタマをテンヤオモリに乗せた状態で、エビ糸でエビのアタマを縛りつける。

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よく見えないけど、数回巻いた状態。
  エビ糸は、最後はテンヤオモリとエビのアタマの間に挟み込む。1回挟んだだけでは取れやすいので、3回くらい繰り返して挟み込む。
  完成。オモリ付近から上に伸びているのがエビ糸の端。本当はこんなに長く残さないほうがよい。


【孫バリの結び方】

孫バリは各自やり慣れている結び方でよいと思いますが、2重にした8号ハリスで結ぶのは難しいという方のために、わさびの普段の結び方を紹介します。いわゆる徳利結びです。
060203hari1.jpg(以下、番号のみ)
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紐の右端がハリスの折り返し側、左側が両端を揃えた側、棒の上端がハリのチモトだとお考えください。んで、もやい結びの要領で巻く。
  もう一度、もやい結びの要領で巻く。この時点で渾身の力を込めて引っ張る。
  今度はハリの下側に対して、やはりもやい結びの要領で巻く。さらに力を込めて締める。以上で完成。

※クロム/ニッケル加工のハリは滑るので、何度ぎゅうぎゅうしても緩みがちです。でもまあ孫バリに掛かるのは稀なので、あんまり気にしなくても...
心配な人は
・アロンアルファを使う
・ハリスを6号に落とす
・ハリスをナイロンのものにする
などの対策を講じてください。


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